シドニーホバートレース 回航編


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1月1日にホバートを出港
4日間9時間でシドニーに帰って来ました。低気圧通過後ダウンウインドでスタートした回航!!

名前に劣らぬ、ストームベイ。
40ノットのダウンウインドで爆走 デイラン240マイルを走り一気にバス海峡へと順調に進みました。

予報どおり徐々に、穏やかになる風を受け素晴らしい天気の中思わず見惚れて、黙ってしまいほどの美しい夕焼け

その後に訪れる闇の中に現れる満点の星々。

そして、東の水平線から少し赤みをおびた下弦の月が星の世界を少しずつ、月明かりで照らし出す瞬間

闇につつまれていた船上に月明かりが影を落としてくれると 夜の怖さが、
ほんの、、、少しだけ和らぎました。

ときおり花火の様に流れる流星。

素晴らしい天体ショーを体験しました。

そんな素晴らしい時間も長くは続く訳も無く!!
バス海峡を渡り切る頃から風が前えシフト、平均20ノットのアップウインドの始まりです。

回航様用2ポイントリーフサイズメイン➕NO4では走れ無くなり、レースで破損してしまったタフラフが使用できない為に、ハンクスでホイストしたセールを下ろし新たに、ストームをハンクスで挙げ直す作業はしびれました。

更にポイントとなったのがセント.ジョージ.ヘッド岬。

岬を越えようと二度トライしたが、吹きたおされ結局メインをダウン。
ストームのみでようやく通過を許してもらいう事が出来ました。

レースで計器をが破損したため、風速は定かでは無いですが、40ノットは越えていたように思います。 その後は、徐々に風は落ち傾向でしたが、風は相変わらずシドニーから吹き続け角度が取れ無いセーリングが、その後24時間続きました。

疲労の中、前へ中々進めない苛立ちは久しぶりに味わう、悪い感じではなかった……
ヨットって、苦しいけど! 楽しいって感じです

シドニーホバートレース合わせ、回航も新たな経験を積む事が出来き、これからのセーリングに大きな影響をもたらしてくれると思います。

最後は、闘い終わり艇にねぎらいを込めてメンバーで大掃除です。

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で最後は、こんな感じで 終了

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後2日シドニーで仕事して帰国します。